取扱説明書

 

 

改定履歴

改定日

改定者

改定内容

1.0.0

2015/6/14

K.D

新規作成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1     本アプリケーションの概要... 3

1.1      本アプリケーションの使用順序... 3

2     本アプリケーションの機能説明... 4

2.1      iniファイルに関する説明... 4

2.1.1      La!coodaの設定... 4

2.1.2      メールの設定... 4

2.1.3      ファイルパスの設定... 5

2.1.4      ユーザー名の設定... 5

2.2 生成されるファイルの説明... 5

2.3        メイン画面... 6

2.3.1  機能@(La!cooda閲覧機能)... 6

2.3.2  機能A(企業選択機能)... 7

2.3.3  機能B(顧客選択機能)... 7

2.3.4  機能C(担当選択機能)... 8

2.3.5  機能D(メールテンプレートセット機能)... 9

2.3.6  機能E(不在メール送信機能)... 10

2.3.7  機能F(企業情報検索・更新・新規登録機能)... 10

2.3.8  機能G(取次情報更新機能)... 11

2.3.9  機能H(チャット送信・閲覧機能)... 11

3     使用に関する注意事項... 12

3.1  機能A(企業選択機能)に関する注意... 12

3.2  機能B(顧客選択機能)に関する注意... 12

3.3  機能C(担当選択機能)に関する注意... 12

3.4 機能G(取次情報更新機能)に関する注意... 12

3.5 機能H(チャット送信・閲覧機能)に関する注意... 12

 


 

 

1       本アプリケーションの概要

本アプリケーションは電話の取り次ぎ時の負担を抑えることを目的としたものである。

これにより発信者の企業や顧客、担当情報を蓄積し再利用することを可能とし、担当の状況把握を本アプリケーション上で確認することだけでなく、不在時には設定したテンプレートを挿入したメールを送信することができる。

 

  1.1       本アプリケーションの使用順序

本アプリケーションの電話対応時を想定した使用順序を図1に示す。

 

1 本アプリケーションのメイン画面と想定する使用順序

 

@La!coodaへのログイン

A電話を発信した企業名の選択

B電話を発信した顧客名の選択

C取次先の選択

D企業情報の入力・迷惑企業設定の選択

E企業情報の更新・新規登録

Fメールテンプレートのセット

G不在メール送信

H取次情報の更新

Iチャット

 

 

2       本アプリケーションの機能説明

  2.1          iniファイルに関する説明

本アプリケーションでは、各機能に必要な設定情報をexeファイルと同じディレクトリに存在するTELEPHONE_DATE.INIにまとめているので、本アプリケーションの起動前に必要なiniファイルの各データの設定内容を以下に示す。

 

 

2.1.1                 La!coodaの設定

[E_Lacooda]セクション以下の要素の設定を以下に示す。

 

セクション

キー

説明

[E_Lacooda]

E_USER_ID

La!coodaにログインする際のIDを入力する。

[E_Lacooda]

E_USER_PASS

La!coodaにログインする際のパスワードを入力する。

 

 

2.1.2                 メールの設定

[E_Mail]セクション以下の要素の設定を以下に示す。

 

セクション

キー

説明

[E_Mail]

E_MY_MAIL_ADDRESS

自分のメールアドレスを入力する。

[E_Mail]

E_SERVER_ID

SMTPサーバーに接続するためのIDを入力する。

[E_Mail]

E_SERVER_PASS

SMTPサーバーに接続するためのパスワードを入力する。

[E_Mail]

E_MAIL_SUBJECT

メールのタイトルを入力する。

[E_Mail]

E_AUTH_ENTICATION

SMTPのログイン認証を行う場合は「true」、行わない場合は「false」と入力する。

[E_Mail]

E_SERVER_NAME

SMTPサーバーのアドレスを入力する。

[E_Mail]

E_DOMAIN_NAME

SMTPドメインを入力する。

[E_Mail]

E_PORT_NUMBER

SMTPに接続するポート番号を入力する。

[E_Mail]

E_BODY_ADD

メールテンプレートファイルの[body.txt]ファイルのパスをexeファイルからの相対パスで入力する。

[E_Mail]

E_HEAD_ADD

メールテンプレートファイルの[header.txt]ファイルのパスをexeファイルからの相対パスで入力する。

[E_Mail]

E_FOOT_ADD

メールテンプレートファイルの[footer.txt]ファイルのパスをexeファイルからの相対パスで入力する。

 

 

2.1.3                 ファイルパスの設定

[E_Address]セクション以下の要素の設定を以下に示す。

 

セクション

キー

説明

[E_Address]

E_CHAT_ADD

チャットログを蓄積する[common.csv]ファイルのパスをネットワークパスで入力する。

[E_Address]

E_CORPORATE_ADD

企業情報を蓄積する[企業情報.csv]ファイルのパスをネットワークで入力する。

[E_Address]

E_TEL_HISTORY_ADD

取次履歴情報を蓄積する[履歴情報.csv]ファイルのパスをネットワークで入力する。

 

 

2.1.4                 ユーザー名の設定

[E_UserSet]セクション以下の要素の設定を以下に示す。

 

セクション

キー

説明

[E_UserSet]

E_USER_NAME

本アプリケーションの利用者名を入力する。

 

 

2.2 生成されるファイルの説明

本アプリケーションは利用情報の蓄積を行うため、読み込みや書き込みを行うファイルの説明を示す。

 

ファイル名

利用情報

common.csv

チャット投稿日時, 送信内容

企業情報.csv

企業名, 迷惑企業情報, 企業情報

履歴情報.csv

企業名, 個人名, 弊社担当名, 更新時間, 取次担当, 備考


 

2.3       メイン画面

以下に本アプリケーションの機能説明を示す。

 

 

2.3.1  機能@(La!cooda閲覧機能)

 

2 WebViewによるLa!cooda閲覧

 

本アプリケーション起動時に自動的にLa!coodaにアクセスし、全社員のスケジュール帳のページが表示される。本アプリケーションはこの状態で電話対応を行う。うまく表示できなかった場合はWebロードボタンを押すことで再度自動アクセスを行うことができる。

この状態で担当選択機能(機能C参照)を使用し担当を選択すると、選択した担当の名前が強調された状態でスケジュール表示位置までスクロールされる。

 

3 担当の選択によるスケジュール確認

 

 

2.3.2  機能A(企業選択機能)

4 企業選択ボタン・コンボボックス

 

本アプリケーションの起動時に、各企業名が本アプリケーションで取次を行った回数の昇順にボタンに表示され、電話対応時に発信者の企業名が表示されているボタンをクリックすることで企業を選択する。取次回数が少なくボタンに配置されない企業の場合は登録されている全企業名がリスト化されている下部のコンボボックスから選択する。

また、未登録の企業の場合はコンボボックスに直接手入力を行うことで企業情報画面(機能Fの図9参照)に反映される。

 

 

2.3.3  機能B(顧客選択機能)

5 顧客選択ボタン・コンボボックス

 

機能Aの企業選択機能による企業選択時に、対象企業の顧客名がボタンに表示され、ボタンをクリックすることで顧客名が選択され、ボタンに配置されていない顧客の場合は対象企業の登録された全顧客名がリスト化されている下部のコンボボックスから選択する。

また、未登録の顧客の場合はコンボボックスに直接手入力を行うことで企業情報画面(機能Fの図9参照)に反映される。

 

 

2.3.4  機能C(担当選択機能)

6 担当選択ボタン

 

機能Aの企業選択機能による企業選択時に、対象企業の担当名が本アプリケーションで取次を行った回数の昇順にソートしボタンに表示され、ボタンをクリックすることで担当名を選択する。また、取次回数が少なくボタンに配置されない担当名の場合はアドレスファイルに登録されている全社員名がリスト化されている下部のコンボボックスから選択する。

 

2.3.5  機能D(メールテンプレートセット機能)

7 メールテンプレートセットボタン

 

取次担当の不在時に不在メール送信機能を使用する。メール送信機能を使用する際にテンプレートボタンをクリックすることで設定した文章がテンプレートとしてエディットボックスに挿入される。

また、メールテンプレートファイルの[body.txt]には「[Company]」と「[Customer]」という単語が配置されているが、これらの単語は本アプリケーションで選択された企業名、顧客名に置き換えられるため、これらを[body.txt]で利用することで利便性が向上する。

 

 

2.3.6  機能E(不在メール送信機能)

8 不在メール送信ボタン

 

担当が選択されている状態で不在メール送信ボタンをクリックすることで、エディットボックスに入力された内容とメールタイトル情報がメールに反映され、担当のアドレスにメールが送信される。

 

 

2.3.7  機能F(企業情報検索・更新・新規登録機能)

9 企業情報更新ボタン

 

機能Aの企業選択機能による企業選択時に、企業名が読み取り専用のエディットボックスに反映される。この企業名の反映時に企業情報ファイルから情報を検索する。

企業情報が登録されていた場合、企業情報は書き込み可能なエディットボックスに、迷惑企業情報はラジオボタンに反映される。

その後、各情報の編集・選択後に情報更新ボタンを押すことで、企業情報ファイルに情報が上書きされる。また、反映された企業が未登録だった場合、入力した各情報が新規で登録される。

 

 

2.3.8  機能G(取次情報更新機能)

11 取次情報更新ボタン

 

機能Aの企業選択機能による企業選択、機能Bの顧客選択機能による顧客選択、機能Cの担当選択機能による担当選択を行うことで、選択した情報が企業情報画面部の読み取り専用の各エディットボックスに反映される。その後、機能Fの企業情報検索機能により表示された企業情報と迷惑企業情報の確認、または入力・選択後に取次完了ボタンを押すことで、履歴情報ファイルに情報が書き込まれる。

 

 

2.3.9  機能H(チャット送信・閲覧機能)

12 チャット送信ボタン

 

電話対応終了後などに、本アプリケーションを利用しているユーザーに対し連絡を行う必要がある場合に使用する。

本アプリケーション起動時にcommonファイルの有無を確認し、存在しない場合は新規作成され、存在する場合はファイルから最新の書き込み情報から5件分のチャット履歴が読み込まれ、共有情報画面部上部のチャット閲覧部に表示される。

また、チャットを送信する場合は、共有情報画面下部の書き込み可能なエディットボックスに連絡事項を入力し、連絡ボタンをクリックすることでcommonファイルに書き込まれ、チャット閲覧部に反映される。

 

 

3       使用に関する注意事項

3.1  機能A(企業選択機能)に関する注意

企業画面下部のコンボボックスへの入力で” , ”(カンマ)を使用しないこと。

本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。

 

 

3.2  機能B(顧客選択機能)に関する注意

顧客画面下部のコンボボックスへの入力で” , ”(カンマ)を使用しないこと。

本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。

 

 

3.3  機能C(担当選択機能)に関する注意

担当画面下部のコンボボックスへの入力で” , ”(カンマ)を使用しないこと。

本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。

 

 

3.4 機能G(取次情報更新機能)に関する注意

企業情報画面部のエディットボックスで” , ”(カンマ)を使用しないこと。

本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。

 

 

3.5 機能H(チャット送信・閲覧機能)に関する注意

共有情報画面下部のエディットボックスで” , ”(カンマ)を使用しないこと。

本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。

 


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